淡路島ってどんな所?

1.淡路島の気候について

「夏はそれなりに暑く、冬はそれなりに寒い」というのが住み慣れた私の感想です。但し、夏の暑さは都会のアスファルトからこみ上げてくる嫌な暑さというのはありません。ご家庭によっては夏場、エアコンを使用されない家もあります。冬は都会よりも寒いかな?雪が年1回~3回、うっすらと積もる程度です。住みやすい気候だと思います。

2.淡路島の天候について

雨は少ないです(高い山がないので、湿った空気がそのまま上空を通過するため雨が降りにくい)。このため、昔は水不足に悩まされていましたが、明石海峡大橋開通時に大きな水道管を通して淡路島の外から水を調達するようになり、現在は改善されています。ちなみに台風はよく通ります。

3.地震について

阪神淡路大震災の震源地となった場所ですので、地震のイメージが強い人も多いかと思います。実際、私が淡路島の外で生活していた時は、出身地が淡路島と答えるだけで、よく阪神淡路大震災についてよく聞かれました。私の住んでいる洲本市では、被害は大きくなく、当時中学2年生だった私は「学校休みかな」などと考えていたら、震度3クラスの余震の中、授業を行い、部活までやって帰った事を覚えています。被害が大きかったのは震源地となった北淡町で、洲本市の親戚を頼って転校してきた方もいらっしゃいました。淡路島へお越しの方には、震源地の断層や被害の状況を保存してある北淡震災記念公園を訪れられる事をお勧めします。当時の震度を実際に体験できる施設もあります。

現在(2011年10月)、地震は滅多にありませんが、東南海地震(100年~150年周期でおとずれるM8.0クラスの地震)に備えた被害状況予測などが淡路島全域で行われています。

4.淡路島の娯楽について

田舎なので、淡路島は遊ぶ所がないというイメージをもたれている方もいるかと思いますが、そんな事はありません!!神戸や大阪と比較すると田舎である事は間違いないのですが、そこそこ便利な田舎なんです。ショッピングモールイオンを筆頭に、カラオケやボーリング場、映画館もあります。飲食店も神戸や大阪に比べて安くて美味しいお店が多いので食べ歩きもいいでしょう、バーベキュー、海水浴、釣り、キャンプなど、レジャーの場所に困る事はありません。スポーツするにも場所に困りません。淡路島へ移住されてまもなくは観光地めぐりも良いでしょう。(鳴門の渦潮、モンキーセンター、洲本城跡地、北淡震災記念公園) 私が淡路島へ帰ってきた時は食べ歩きにはまり、インターネットで調べていろんなお店へ食べにいきました。

但し、買い物できるお店は京阪神の方が充実しているため、淡路島在住の方が休日の日に徳島や京阪神へ買い物に出かけられるケースは珍しくありません。

5.御食国(みけつくに)淡路島!!淡路島の食べ物について

淡路島は昔、天皇に食材を提供していたと万葉集に書かれており、食材の宝庫です。全国的に有名な玉葱を筆頭に、海の幸も豊富、淡路島でとれた魚介類は、京阪神では高級食材として取り扱われています。 これらの魚介類を、淡路島のお寿司屋や居酒屋など、飲食店で気軽に食べる事ができます。

淡路ビーフも有名です。神戸牛や松坂牛の元となっている淡路島の子牛を島内でブランド化したものですが、神戸牛や松坂牛よりもブランド価値がないため、これらに比べると安価に食べる事ができます。